雨にぬれてる焼け跡の

実に一年ぶりのポスト。Twitterのとりこになってしまったのが主因で、いろんな人たちの美しく鋭いつぶやきを毎朝毎晩ながめていると、拙文を人様に見ていただくなど百年早いという気になってしまうから。
SNSの効能は、新聞やテレビのくだらなさがわかることではないかと思う。たとえば「パヨク」「ネトウヨ」というステレオタイプ。この元旦に放映されたNHK「100分でナショナリズム」では、お偉い人たちが「ネトウヨ」批判を繰り返していたが、こうした印象操作は、現実の日本社会の動向とは無縁であることがよくわかる(もう2ヶ月前の放映だが、某国立大学教授のtwaddleがいまだに頭から消えない)。

YouTubeでは「数学系」と「懐メロ」。数学系では、「中学数学で理解するオイラーの公式」(早稲田中退の元予備校講師が、中学卒業までの知識から出発して、オイラーの公式を証明)や、「今週の積分」(東大物理博士課程中退の英才が、受験生向けに、難解な積分問題をすらすらと解く。彼の説明は面白くわかりやすく、見習いたいと思うところも多い)。数学系のチャンネルは他にも多くあるが、この二つが出色。なにより、講師の人間味がにじみ出ている(受験エリートにはあの味は出せないだろう^^)。前者は、某所への推薦図書にもあげておいた(YouTubeに解説動画アリという注釈つき)。
「懐メロ」では、東京大衆歌謡楽団がすばらしい。富山出身の4人兄弟が、あらゆる名曲を路上ライブ(ときには音響装置無し)で演奏する。美しいボーカルと巧みなアコーディオン伴奏(ボーカルは声楽の高度な訓練を受けた人ではないだろうか)。路上ライブのアンコールにはたいてい春日八郎(赤いランプの終列車、長崎の女)がリクエストされ、エンディングには「青い山脈」が路上の聴衆と合唱される。
懐メロに一家言ある私としては、「青い山脈」はやはり三番の歌詞が良いと思う(雨に濡れてる焼け跡の名も無い花も振り仰ぐ)。ちなみに青い山脈は1949年の発表(朝鮮戦争は1950年勃発なので、「戦争景気に浮かれたチョッパリの歓喜の歌」などという指摘は的外れ)。

Twitterに戻って、武漢肺炎にまつわる話。くだんの、英国籍で米社運行のダイヤモンド・プリンセス号。日本が丁重に面倒を見てやったにもかかわらず、世界中から「日本のずさんな対応」と非難される不条理。これに抗して、ある日本人が、流ちょうな英文で、資料を引用しながら、義は日本側にありと訴えつづけていた。その指摘はまったく正しく(正しいゆえにどこからか圧力がかかり彼女?の記事が掲載禁止になったこともあったらしいが)、一昨日、チェコの新聞(プラハ・ポスト)が彼女の指摘に同調する記事を公表した(https://www.praguepost.com/world-news/coronavirus-diamond-princess-debacle)。点滴石を穿つ?正義が勝つためには、英語で、しつように、世界にアピールしつづけることが大切(某官庁にももうすこし頑張ってほしいな)。

好漢は太く短く

知人がとつぜんに亡くなった。IT資格指導の専門家。数年前にも、元IT技術者の知人が突然死したが、その人の場合は、「血圧200超」と自嘲しながらロングピースを吸い、酒宴となれば朝まで呑み通す人だった。今回の彼はタバコもやらず、酒も適度に制御できる人。ただ、二人に共通するのは、若い頃のがむしゃらな働きぶりと、歳をとっても寸暇を惜しんで遊びにも興じていたイメージ。いずれも循環器系の発作が死因だろう。医師によると、日本人に多いSAP(spasmodic angina pectoris)等には薬の常用も有効だが、まず「気の持ち様」が大切とのこと。身近なところから隣国まで、うっとおしい嘘の数々に呆れ怒ることをやめて、おだやかに、細く長く生きたいものだ。

彼の急逝にともない、彼がやり残した科目の代講をすることになった。まぁ残り4回ほど、内容的には月並みの単元ばかりが並ぶおなじみのコースなのだけれど、資格対策講座では、なにはともあれ、長い問題文をまず読む必要がある。お世辞にも「美文」とは言えない(テニヲハがおかしい)文章にでくわすと、ちょっと疲れることもある^^。  

今学期は、別の人の分も含めて「代講」が3コマ。加えて、受講登録者が実習室定員を超えたために講義形式を急遽に変更せねばならなくなった科目が2コマ(まぁ、甘い成績評価をしてきたことのツケだけれど)。さらに(毎年恒例とはいえ)今年はなぜか受講者が20名近くになった英語講義とあわせて、一週間まるごと、授業準備に追われている。まぁ、授業準備以外のことは年明けまでお預けと決めたので、もうひとつくらいの代講は大丈夫だけどね^^。  

英語講義では、交換留学生を相手にして、あいかわらず、悲観的な日本経済論をカタっているのだが(国際競争力低下、要素価格均等化、少子高齢などの外圧により生じた「悪循環」は経済政策でどうにかするのはむずかしい、といったような話)、実は、学期はじめ(一年のあいだ日本を離れて帰国した直後)には、ちょっと不安だったのだ。一年ぶりの日本では、いわゆる「リフレ派」の書物が書店に山積み、アベノミクスの成果を実証した学術書なども出版されているようで、私の話はすでに時代遅れかと・・・^^。まぁ、そんなことはないとすぐにわかったのだけれど、実は英国でも、たとえば「野口」より「高橋」のほうが、「経済学者」としての知名度は圧倒的に高かったのだ。おかしな話。

番号盗用ふたたび、情報処理演習など

英国滞在中につくったデビットカードの番号がふたたび盗用された(未遂)。今回は、銀行(Santanders)のセキュリティ担当から、日本の私のスマホまで直接に電話がかかってきた(日本時間の午前11時、向こうはなんと深夜の2時!以前にも記したようにこの銀行は外資系で、担当者はおそらく優秀な移民労働者だろう^^。これがロ◎◎やバー◎◎◎◎のような英国の銀行だったら・・・と考えると、ゾっとする^^)。今回もやはり少額のオンラインショッピングで、120ポンドと80ポンドの2回にわけて、私のカード番号で決済しようとしたらしい。即座にブロックしてくれて、それからデビットカードはもう当分使わないから再発行の必要はなしと通告して、一件落着。
ただ、今回は「犯人」の目星がついてしまった。前回の盗用のあとに再発行されたカードは注意深く使っていたので、3桁のセキュリティコードを残した業者をすべて記憶していたから。Anglian.Water,Amazon.UK,Blackwell,Deezer,Netflix,そしてバッキンガム地元のレンタカー屋。さぁどこだろう^^。実は、前回の盗用のときにも、おそらくココが出元だろうと推測はしていたんだけれど、やっぱり・・・^^。快活な親子がやっている店で、おそらくこの親子は何にも気づいていないのだろう。彼らはただバカなだけ(と信じたい)。悪意の従業員がいてもおかしくないし、なにより本社の予約システムやメールシステムがみるからに杜撰だった。

わけあって、秋学期は、「経済情報処理演習Ib」という科目を担当している。1回生2回生が主たる対象で、経済情報処理の入門的な内容を実習する科目。昨日は、内閣府の統計情報サイトからGDP統計(マクロ、産業別)をダウンロードして、GDPの三面等価やGNIなどの基本概念を講義したあとに、Excelの条件付き書式からはじめて、large(),match(),index()などの関数を活用する中級レベルの処理までを実習。三面等価はむずかしいが、イチローの所得はGDPではなくGNIに入るんだよ、といったようなことはおさえておくべき。

まだ続きが・・・^^

一昨日、英国滞在中の見知らぬ先生からメールが届いた。私のブログ記事(英国の学術ビザ取得法)への質問だったんだけど、すでに英国におられるのになぜビザ取得?と思いきや・・・なんでも、滞在先大学からの招待状が日本出発前に届かなかったので、ビザ未取得のままで英国に入り、招待状を督促入手して、これからビザ取得のために日本に一時帰国せねばならぬとのこと。これは相当にキツい話、みんなヒドい目にあってるんだなぁ。。

私のほうは、税金、水道料金、プロバイダ+携帯契約等については、なんの問題もなく、最終処理が完了(遅かったけれど)。
で、問題は、やっぱりどこまでもあくまでも、電力業者と不動産屋。前者からは一週間ほど前に「通常の」請求書が届いた(つまり、一週間前の時点で、私はまだ英国に住んでいることになっていた)ので、「9月中旬に日本に帰る/帰ったと二度も報告したはずだが」と三度目の連絡をしたところ・・・「お引越のご連絡をサンキュ〜、料金の最終請求は6週間後になりま〜す」^^。
不動産屋については、敷金の一部が戻ってこなかった(理由は不明)ので、「敷金管理機構」とやらに訴える(raise the dispute)つもり。この組織が、公正な第三者機関であることを期待する。

追記 Oct/15)
「敷金が一部しか戻っていないのはなぜか、説明せよ。納得できる説明が得られない場合は敷金管理機構に訴える」というメールを(pleaseなしの命令形で^^)不動産屋に送信したところ・・・「計算が間違っていたようです。敷金をお返しします」との返事。そのすぐあとに、不足額が振り込まれていた。こちらが気づいて言い出さなければチョロまかすつもりだったんだろう。指摘されれば「間違えた」と言って返済すればよいのだから、最初から計画的な犯罪だ(その証拠に、コイツらは自分の損になる方向には絶対に「間違えない」)。もはや、無法地区のチンピラのレベル^^
そういえば、むかし、ヴェニスで食事をしたら、アジア系のウェイトレスが、法外なチップを勝手に勘定につけていたことがあった(「何だこれは、店主を呼べ」と怒鳴ったら、あわてて勘定を修正していた)。さらに、そういえば、朝のゴールデンタイムに、毎日だったか週に一度だったか、BBCが”Ripoff Britain”という番組を放映していたっけ(ripoff:ボッタクリ)。だましあいばかりしていて、疲れないのかなぁ・・・(労働生産性も落ちるわけだ^^)。

帰国, NHS, Brexit など

先週水曜日に帰国(先日の台風の影響等もあり、関空ではなく羽田にて入国、別送荷物は名古屋からの入国になる模様)。家に戻ってとりあえずの朝食、トーストとコーヒーのおいしさに感涙が・・・(なんという柔らかさ、なんという香ばしさ、日本人でよかった^^)。街を歩く人々の容姿が美しい、車や列車が美しい、道がポイ捨てゴミだらけではないし、街に糞尿の臭いもたちこめていない、カフェの椅子にフツーに腰掛けても服が汚れることはない・・・^^。

向こうでの生活の後始末については、こちらでできることは、もちろん、すべて完了。ただ、電力・ガス・水道の最終請求、敷金の返還、プロバイダ契約の最終処理などなど、相手の事務処理が終わるのを待つしかないものが多くあり、(当然のことながら^^、爆)まだなにひとつ、事務処理はたったの一歩も進んでいない。こちらからやってしまえるものもあるのだが、とにかく、あのバカどもは何をしでかすかまったく予測がつかない。どうせ、またぞろ(99%ほどの確率で^^)突拍子もないミスをしでかしてくれて、信じられない事態に陥るのだろうと、予測している。
Stupid lazy nasty greedy ugly lier/con/swindler などなど、英国事務のトロさバカさ汚さ醜さをどう表現すればよいのだろう(と、ときどき思う^^)。こいつらのトロさバカさウソのために、とてつもない迷惑をこうむった(おそらくまだ続くだろう)。こいつらのトロさバカさは罪だ。

しかし、なぜこうまでトロくてバカのウソつきなのかというと、理由は単純で、トロくてバカな英国人(白人)が分不相応にもdecentな事務職(ホワイトカラー職)を独占しているからではないのだろうか。
優秀な移民はいっぱいいるが、彼らが担っているのは、英国人がしたくない仕事である。いわゆる3K労働はもとより、NHS病院なども実は移民に支えられているようだ。英国には二種類の病院があって、NHS病院(NHS=国民健康保険でカバーされるので安価、誰でも行ける「みんなの病院」「国民の病院」)と、プライベート病院(診療は保険外、お金持ちのための病院)。後者のほうが給料待遇がよいから、優秀な医師や看護婦はプライベート病院に集まる。いっぽう、NHS病院は恒常的な医師不足、看護師不足、病院不足、病床不足、超長待ち行列に悩んでいる。

このNHS病院の医師不足を補っているのは、東欧から(英国の高い給与を求めて)やってくる医師たちである。これは、まさに「エコノミック・アニマル」の世界。医師たちは、貧しい母国の窮状や同胞の生死などは眼中になく、ただただカネもうけのために、より豊かな国に移住する。彼らの母国は、EU加盟と同時に大量の医師が流出して、医療体制が崩壊した。受け入れる側の豊かな国の国民は、いわば、貧しい国の人々の命を犠牲にして、自分の命をカネで買っているのだ。繰り返すが、まさに「エコノミック・アニマル」。
かつて欧米人は、日本人のことを「エコノミック・アニマル」と呼んだが、笑止千万。「アニマル」ぶりのスケールがちがう、カンペキに脱帽^^。

TVの討論番組などでときどき、「世界に冠たるNHS」などと真顔で語る政治家がいて、笑えてしまう(日本の医療体制にも問題はあるだろうが、NHSに比べると遙かに包括的で遙かに素晴らしいと思うぞ^^)。 英国のNHS病院では想像を絶する待ち行列が続いていて、たとえば英国のガン死亡率はブラジルやコスタリカより高いと聞く。なにより、こんなことを言う政治家自身は、だいたい、お抱えのプライベート病院を持っているのではないのだろうか(心底ではNHSなど信頼していないのでは^^)。

さらに、端から見て滑稽なことは、これだけ移民に支えてもらっているにもかかわらず、英国が、移民の流入を止めようとしていること。TV番組のインタビューに、見るからに貧しそうなオバさんが登場して「この国はもう十分に移民を受け入れた、もういい、もう十分だ We’ve got enough」などと、怒りながら語っている姿を見ると、この国の民度の低さ(大衆の無教養)を痛感せざるを得ない。じっさい、私が出会ったほとんどの「インテリ」英国人たちは、Brexitを単に「アホな選択」と断じていた。

毎週水曜に国会で行われる Prime minister’s Question。さまざまな議員からの質疑に、首相がひとりで応答するものだが、目玉は党首討論(保守党党首=首相と労働党党首)。Brexitの話題になると、メイ首相の異様な「強がり」が目についたものだったが、案の定、首相の妥協案(Chequers plan)は先週末のEU総会で否定されたもよう。

ことBrexitに関してこの一年の拙い体験を一言でまとめると、崩れゆく国の終わりの始まりを見ている、といったところか。諸規定の範囲内で許されるかぎり(VPN経由で)、BBCのいくつかの番組をフォローし続けたい。

番号盗用、不払残業の話など

2週間ほど前に、ふかくにも「番号盗用」されてしまった。誰かが、私のデビットカード番号を使って、大手スーパーのオンラインサイトで260ポンド(4万円)ほどの買物をしようとしたらしい。しかし、未遂に終わった。というのも、犯人が決済しようとした瞬間に、カード発行元(サンタンダーズ銀行)から私のiPhoneにテキストメッセージが届き「この買物をした覚えがないならNを押してくれ」という。Nを押したら、自動的にサンタンダーズのセキュリティ担当に電話がつながり、誰かがあなたのカード番号を不正に使おうとした、という。当該カードは即座に使用停止、新しいカードを一週間以内に届ける(3日後には届いた)、ということで落着。
いったいどこで番号(セキュリティコード3桁も含めて)を盗まれたのか未だによくわからないし、銀行も犯人については何も教えてくれなかったが、どこかで巧妙にスキミングされたのだろう。少額の盗用を繰り返すのも最新の手口らしい。
まぁそもそも二段階認証ではじいてくれたら済む話だったのにという素朴な疑問は残るものの、こんなに迅速な対応に接したのは、この国では初めてのこと。まともな会社もあるんだ・へぇ〜と思ったのも束の間、調べてみると、この銀行は外資(英国資本ではない)の多国籍企業だね^^。
そういえば、英国人が「英国発・英国製」と誇るものには、実は他国製というものがけっこうある。最近では、囲碁の世界チャンピオンを破った「アルファ碁」。「ケンブリッジ発」などと聞くが、ひとりの天才の手(頭)によるもので、彼の父親はキプロス人、母親はシンガポール人。ケンブリッジをぶっちぎりの成績で卒業したらしいが、アルファ碁との接点はなし。ロンドンで神経心理も学んだというが、アルファ碁につながる技能霊感が得られたのは、おそらくアメリカ研修中のことだろう。

ところで、直下の別の案件(30分で済むボイラー修理に10日ほどかかった件)を、他国(ボスニア)人に話したら、欧州ではどこもそうだ(ドイツを除いて^^)という応答だった。で、こういう話をすると、だいたいそのあとに、「日本人のようなわけにはいかない、日本人はよく働くからね」という皮肉がおまけで返ってくる。ときには、不払い残業の話を持ち出して、あたかも日本が「人権後進国」であるかのような話をする輩もいる。不当労働行為は、多かれ少なかれ、どの国にも存在する問題だろうと思うのだが、ことさらに日本を目の敵にするのは、まぁやっぱり、羨望(ねたみ)なんだろうかね^^。
ただ、気になるのは、彼らが語る日本批判(悪口)の元ネタはだいたい日本人自身から仕入れたものらしいこと。日本人じしんが「日本はひどい(日本死ね)」とわめきちらすので、彼らはそれを真に受けて、日本のことをひどい国だと信じきっているふしがある。先のボスニア人も、日本人の「ドクター」から入れ知恵をされたらしく、えらそうに鼻で笑いながら日本をけなすものだから、労働時間の公式数値を示して「おまえはバカか・日本では医者は金さえあれば誰にでもなれる商売だ」と言い返してやった(ら、また数少ない友人をひとりなくしたようだ^^)。
蛇足ながら、さいきん日本でも話題になっているらしい「Japan’s Secret Shame(知られざる日本の恥)」。BBC制作のドキュメンタリー?番組で、TBSの元ワシントン支局長がレイプで告訴された(が不起訴になった)一件を追跡したもの。これも同じおもむきのように感じた。

うすらバカのなまけもの(爆)

直下の件、その後の展開。

日本の実務家(お二方)に相談。

  1. 「ヒューマン・エラー」ではないのだろうか。いや、「アカウント設定を見直してくれ」と10回以上依頼しても直らないのだから、「ヒューマン・エラー」の可能性は小さいだろう。
  2. ゾーンファイルの情報から、向こう(FirstUtility社)もgmailを使っていることがわかる。
  3. 同様にgmailを使っている某大学ではかつて、「パスワード初期化」システムがGoogleのセキュリティポリシーに反したために同様の?障害が発生したことがある。

などなど・・・。とにかく、もはや、カスタマーサポートを相手にしてもラチがあかないので、オンブスマンに訴えよう。そのためには、私の手元で起きている現象を確認してくれる「証人」が必要。ということで、友人の旦那さん(近くの大学の物理教授、ウェールズ人なので、イングランド人をひたすらにバカよばわりする私にも理解を示してくれるはず^^)に証人を依頼することにした。

ところが・・・急転直下。今日の昼過ぎに、カスタマーサポートから、いつも(これまで10回)とは違うメールが届いた。

I do apologise for the delay in the response.
I have taken a look into the account and can see the email address we have on the account was capitalized, this means when you have tried to reset the password this has not worked. I have altered the email address and processed a reset you will get this within the next 30 minutes.
ごめんなさい。あなたのメールアドレスの入力が間違っていました。訂正してリセットしましたので、30分後にはログインできるはずです。

いまさらながら、こいつら、正真正銘のクズだわ。。

 

あ、それと、ボイラーの修理はようやく本日に解決。予想通り、「週明け」の予定が「週なかほど」になってしまったけれど、私たちは実は、今週じゅうの修理も無理だろうと悲観して、週末にまた旅行の予定を入れてしまったのだ。今度は、これまた20年ぶりの湖水地方(WindermereからAmbleside)。まぁ、けがのこうみょう、もとい、不幸中の幸い、いや、災い転じて福となす^^。

豚に真珠、英国事務にICT

直下の案件、とてつもなくバカなイギリス人事務は、First Utility という会社のカスタマーサポートである。

「そちらの言う手順では事態はまったく改善しない。そちらの設定を再確認して、ミスがあればすみやかに正してほしい」と、客(私)が何度も要請しているのに、今日もまた、「あなたのアカウントをリセットしたので30分後には新しいパスワードを入手できます」という返信がかえってきた。この返事を何回受け取ったか、もう覚えていない。前回はこちらから具体的な確認作業の提案までしてあげたのに、それをまったく無視して、顧客対応マニュアルに記された単純作業を(バカのひとつ覚えで)繰り返している。

仕方がないから、今夜は、バカな英国サーバの設定の何がおかしいのかを、客(賢い日本人の私)がみずから真剣に考えてやった。答は、すぐに見つかった。私の登録アドレスはgmailアドレスなのだが、バカな英国サーバから発信されたメールは、あまりにもバカなために、gmailに受信(配信)拒否されているのだろう、というのが私の(現状での)答案。
とりいそぎ、週明けを待って、日本のネットワーク専門家に技術的な詳細を確認しよう(プライベートな案件でもあり、滞在先大学のスタッフには詳細をわかる人はいそうにないとも思うので)。。

私の推測が正しければ、バカ対策としては、登録アドレスをgmail以外に変更させるだけで、問題は解消するはず。しかし、これまでも私の指示をことごとく無視してきたバカどもが素直に対応するとは思えない。さらに、これで解決したのでは、バカどもは自分の過ちに気づかないままだろう。さて、どうしたものか。。

よくよく考えれば(考えなくとも)、私の推測が正しければ、これは、実は、かなり深刻な問題である。大手電力会社のオンラインシステムが欠陥をかかえていて、このシステムから発信されたメールのすべてをgmailが受信(配信)拒否しているということなのだから。

 

唐突の別件。
子供のころに刑事ドラマなどでよく聞いたセリフ、「抵抗しても無駄だぞ」。先日、こちらのテレビ番組(BBC1 “The Split”)で、その原版とおぼしき英語を聞いた。Resistance is futile! 日本語のセリフはこれの直訳では(たぶん)?

 

以下も別件。ノロマな英国人の話、どこにでもある日常の通常のことがらの、ほんの一例。もうまったく驚かない(すっかり慣れっこだ)けれど・・・。

先週の火曜日に家のボイラーが壊れて、お湯が使えなくなった。不動産屋に即座に電話をして、修理業者を手配してもらった。翌水曜日には業者が修理に来るとのこと。火曜はお湯が使えないので、お風呂(シャワー)に入るために、近くのホテルのダブル・ルームに一泊(田舎なのでボッタクリホテルしかない)。
ところが・・・業者は水曜には来なかった。どうしたのかと不動産屋に確認したら、「たしかに水曜日に予約したのだが、木曜にはかならず行くように伝える」との返事。で、修理業者は木曜日の昼過ぎにふいにやってきた。
しかし・・・ボイラーを一瞥して、「部品が必要だから取りに戻る、今日じゅうには戻るが、明日になるかもしれない」と言い残し、わずか10分ほどで帰っていった。で、まぁ、予想どおり、その日じゅう(木曜日)には戻ってこなかった。
金曜日の朝に不動産屋につぎのように連絡、「今日修理ができなければ、週明けまでお湯が使えないことになる。今日はかならず来るように、修理業者に念押ししてくれ」。ところが・・・金曜昼過ぎに不動産屋からの返事、「週明けにならないと部品が手に入らないと、業者は言っている」。というわけで、週明けまでお湯は使えず。

まぁ、すべてが予想通りの展開で、「週明け」とはいっても、来週なかほどまでに修理されれば万々歳とすべしだろう。それまでは家のお湯が使えないので、急遽、金曜から月曜まで3泊4日のロンドン観光を敢行。現在、ケンジントン近辺の安宿に逗留中。ちょうど、エリザベス女王誕生日の各種式典等に遭遇。といっても、なんのこともないのだが、日本の天皇誕生日とは規模が違う。日本ももうすこし大きい規模でやってみてはどうだろうか。

Manchester, やはりアホな英国事務

機械学習の最近の応用例を紹介する集いを聴講(Advances in Data Science 2018)。20年ぶりのマンチェスタ。

チケット購入サイト(Train Line)の「早割」で、バージン特急指定席を予約(通常は20000円ほどの往復切符を、3600円で購入。どういうわけか知らないが、このサイトでこまめに探すと、破格の安値チケットが見つかることがある。大阪人としては、天にものぼる幸福感^^)。

1日早く当地に着いて、市内やメトロ界隈を散策。町全体が明るく豊かになった印象で、とりわけスラム(悪名高いヒュルムとモス・サイド)が消滅していたのには驚いたが、懐かしい場所はほとんど昔のままだった。一年間暮らしたHaleやAltrincham、研究室があったドーバーストリート、友人たちが住んでいたメトロ沿線のStretfordやSale,Old Traffordなど。タウンセンターのPicadilly Gardenに立つと、あるシーンが鮮明によみがえった(偶然にボクを見つけた友人が満面の笑みで駆け寄ってきてくれたシーン、涙)。シェリガンやベッカム(当時はマンチェスタ・ユナイテッドの中心選手)に遭遇した店や、中国人に間違えられてガキに石を投げられた駐車場も健在。あのアホガキどもは、いまにして思えば、EDL(イングランド防衛同盟、ネオ・ナチのようなもの)のパシリだったのかも。。

マンチェスタから戻ったのち、日本へ一時帰国して(6日間)、病院をはしご^^。帰路(大阪からロンドン)にはルフトハンザ航空を利用したのだが、これがまたみごとにハズレ。乗継便が突然のキャンセルで、ミュンヘンにて4時間ほどの立ち往生。ヒースローには午前1時に到着、深夜タクシーでなんとか帰り着く。

 

ところで、先週あたりから、またぞろ、あきれ果てる事務処理ミスに悩まされている。またしてもアホな電力会社なのだが、今回は、請求書が届かず、突然に「未払い料金回収通知書」なるものが届いた。
「請求書が届いていないのに払えるわけがないだろう」と文句を言うと、「あなたのアカウントはすでにオンラインに移行済みなので請求書はネットで確認せよ」という返事。オンラインアカウントなどへの移行を頼んだ覚えもないし、自分のメールアドレス等を教えた覚えもないのだが、まぁオンラインで処理できるなら便利なことなので、それはそれでまぁいいかなぁと思いきや・・・

自分のアカウントにログインしようとするも、肝心のパスワードがわからない(オンライン・アカウントを作成したという連絡もないのだから、知る由もない)。この会社のサイトには、ご自慢の?「パスワード・リセット機能」なる仕組みが実装されているのだが、これがまた、うんともすんともまったく機能しない、アホなプログラム。
そして、またしても、きわめつけのアホげたやりとりがはじまってしまった^^。

「おまえらの言うとおりにやっても動かない、そちらの設定ミスだろうから、ちゃんと見直してくれ」という要望を、電話で5回ほど、メールでも5通ほどすでに送っているのだが・・・その都度に向こうからもどってくる返事は、まことに文字通りのアホのひとつおぼえで、「パスワード・リセット機能を利用してください」。こいつら、正真正銘の役立たずだ。

どうにもラチがあきそうにないので、さきほど最後の「要望メール」を送った。「何度も言うが、私のオンライン・アカウントは明らかにそちらの設定ミスで、まともに作動しない。見直してくれ」という前置きのあとに、「私ならこうする」として if I were you, I would (1)まずシステム・ログやバックエンドDBとの整合性を確認、(2)アカウントをいちど完璧に消して、ゼロから作り直す、(3)その後にカスタマ(私)に作動確認を依頼、(4)それでダメならシステムを作った業者の専門家に助けを求めよ、という「作業指示書」を送りつけてやった。

誠実な対応はとうてい期待できないけれど、これでダメなら、オンブスマンに訴えるのみ。(オンブスマンの職員も同様のアホだったらどうしよう、という可能性も否定できないのだが^^・・・まぁ、昨年末にお世話になったシティズンアドバイスの担当者は頭のよい人で、こちらの主張を1分で理解してくれたので・・・)。

それにしても・・・なぜ、こんなアホげたことに時間を費やさねばならないのか。もう、やんなっちゃうよ^^・・・イギリスの事務、とくに(準)公共機関や独占産業には、なぜこういうアホが多いのか、実は最近、その理由がだんだんわかりかけてきた気がする(のだが、公の場所にはとうてい書けるものではない^^)。

2005年5月イスタンブール

今年の欧州チャンピオンズ杯は、リバプールFCが、ひさしぶりに決勝進出を果たしそうな勢いだ。

13年前の2005年5月にイスタンブールで行われたACミランとの決勝戦で、リバプールは、今も語り継がれる、奇跡の大逆転劇を演じた(録画ビデオはこちらで)。
“at Istanbul in 2005” は、世界のサッカーファンと一瞬で通じ合えるマジックフレーズ^^。そして実はこのときも、(たまたまではあるが)ボクはこの国に滞在していた。

13年前のこの日は、ロンドンLSEでの講演を聴講した帰りに、ユーストン駅近辺のパブでこの決勝戦を観戦。前半を終わって 0-3 となったところで、リバプール敗北を確信して帰路に着いた。ヴァージン特急でミルトンキーンズまで30分、そこからステージコーチ特急バスで30分。我が家にたどりついてTVをつけてみると、試合はなんと、延長戦に入っていた。大逆転劇のもっとも感動的な部分は見逃してしまったが、PK戦で勝敗が決した瞬間の実況アナウンサーの絶叫は忘れられない。
The champion cup is returning to England!
しかし、YouTubeで録画を見直していると、このアナウンサーはいろんな場面で絶叫していて、たとえば 2-3 となった直後には Miracles are possible! 3-3 に追いついた直後にはただただ雄叫びをあげていて、何を言っているのかわからない。そういえば、試合直後のBBCニュース、リバプールの町からのインタビュー中継も思い出した。人々は感涙にむせんで、何も言葉を発することができない。号泣しながら、ただただ腕を何度もふりあげて、なんとか喜びを伝えようとする老女の姿など。

リバプール応援団がハーフタイムにはじめた、応援歌 You’ll never walk alone の大合唱も語り草。「進め・進め・おまえは一人じゃない(みんながついている)」と繰り返される歌詞は単純そのもので、いかにも万国共通の古めかしい応援歌風。この歌は、1945年に発表されたクラシック歌劇のなかの挿入歌だったものを、リバプールの地元バンドがアレンジして発表、大ヒットして、リバプールFCの応援歌となったそうだ(Gerry & The Pacemakersのスタジオ録音版)。サッカーは労働者階級の愛好スポーツだから、その応援歌としては、オペラ歌手が高尚に歌うより、地元のロックバンドがやったほうがもちろんよい(地元の女性歌手がやるともっとよくて、たとえば、カスリン・ジェンキンスの歌うウェールズ国歌などは、他国人でも感動に身震いしてしまう)。

なお、実は、日本にも同等の名曲があって、いすゞのトラック。「進め・進め・みんながついている」(You’ll never walk alone)という歌詞は、「走れ・走れ・いすゞのトラック」にかんぺきにオーバーラップ(ボクの心のなかでは^^)。演歌は心の応援歌?などというが、こういう歌を歌わせると、日本の女性演歌歌手にはなんとも不思議な魅力がある(水前寺清子、いや畠山みどり、もとい渡辺はま子以来の伝統)。