飲み物

以前に、酒豪で知られる女優の山村紅葉(同大学同学部に同時期に在籍)が、「かけつけビール2リットルからはじめる」と語るのを聞いて、同じようなバカがいるものだと感心したものだったが、寄る年波には勝てず、最近は酒量も徐々に減りつつある。こちらに来てからはアルコール摂取量200g/週以下の低調(というか、健康的で理想的)なペースが続いている。
実は、こちらに来てから塩分も糖分も脂肪もたっぷりのイングリッシュ・ブレックファーストを毎日食べ続けたせいか、左の腎臓が痛み始めていて、ちょっと心配なことも・・・。どうやら、アカデミック・ビジターは1年以上の長期滞在でもNHS(国民健康保険)の恩恵にあずかれない(どころか、通常の150%の自己負担?)ように制度が変更されたようで、痛みがひどくなったら、日本に飛んで帰るつもり(もともと、欧米の国民健康保険などアテにしておらず、20年前にも家族の抜歯1本に保険外で40万円支払った記憶がある)。

それでも、こちらでの日々の暮らしに、ビールは欠かせない^^。

マンチェスタに本拠をおくボディントン醸造 Boddingtons Brewery 社の主力商品(写真では黄色の440ml缶)。The cream of Manchester と賞され、地元ではボディBoddyの愛称で呼ばれる。アルコール度数は3.5%と低く、とてもスムースで飲みやすいビール。20年前にはじめて訪れた英国(というか、はじめての海外旅行)で、これを最初に飲ってしまったおかげで、以後20年、これ以上に美味いリアル・エールに出会ったことがない(系統が違うが、瓶詰めの冷えたビールとしては New Castle Brown Ale 通称ニューキーが好きだ)。
イングランド南部での有名ブランドはロンドン・プライドやジョン・スミス、IPAになるようだが、この10年ほどでイングランド人の嗜好が変わったのだろうか、パブやレストランで観察するかぎり、地元産のエールを飲まずに、欧州の他の国のラガーを飲む人が多い印象。大きなパブなどでもエールがヌルすぎて、ちょっと不満に思うことがある(キンキンに冷やすものではないのだが、本来は地下蔵に樽を設置してそこからくみ上げるので、相応に冷えているはずなんだけど・・・)。
バッキンガムの小さなスーパー(Waitrose)には、かならず、アサヒ・スーパードライがある(「チンタオ」と並んでの陳列)。イギリス国内で生産されているようで、ラベルには「東京本社の監督のもとに(生産)」とある。さらに、「AsahiはAa-Sah-Heeと発音し、昇る太陽を意味します。日本でナンバーワンのプレミアム・ビールです」の説明。日本で売られているものよりちょっと甘いかなという感じもあるが、写真は660mlの大瓶で、価格は2ポンド(今日のレートでは 296円)。
私の毎日に欠かせない炭酸水ペリエ(「フランスの誇り」)はペットボトルが見当たらず、ボトルで調達。

今回は、借家の件で、ちょっとあくどい?家主と不動産屋にひっかかってしまった感じ。これまで二度の渡英ではそんなことはまったくなかったので、今回も楽観していたのだけれど・・・入居後のゴタゴタが一週間たってもおさまらない(条件が違いすぎる、洗濯機やら暖房機やら壊れているものだらけで、アンテナはあるのにテレビの信号も入らない)。成り行きによっては、こちらの大学の専門部局にも助けを求めて、チャブ台をひっくり返さねばならないと思うので、住所が未だに定まらないのだ(自宅に固定回線つまりインターネット常時接続契約をすることもできない^^)。不動産屋の明るい女性事務員が足繁く家の様子を見にきてくれてファーストネームで呼びあえるほどに親しくなったことが、唯一の救いか。
そういえば、隣の奥さんも、喫煙者ながら、かなり美しい。正直に言うと、イギリス人女性の99%は「女」と認識できないが、彼女は美しいと思った(過去には、ナターシャ・カプリンスキーのみが例外。おそらく、イギリス人女性にすれば、私のような日本人男性は「男」とは認識できないのだろうけれど)。ちなみに、家族は日本に一時帰国中^^。