雨にぬれてる焼け跡の

実に一年ぶりのポスト。Twitterのとりこになってしまったのが主因で、いろんな人たちの美しく鋭いつぶやきを毎朝毎晩ながめていると、拙文を人様に見ていただくなど百年早いという気になってしまうから。
SNSの効能は、新聞やテレビのくだらなさがわかることではないかと思う。たとえば「パヨク」「ネトウヨ」というステレオタイプ。この元旦に放映されたNHK「100分でナショナリズム」では、お偉い人たちが「ネトウヨ」批判を繰り返していたが、こうした印象操作は、現実の日本社会の動向とは無縁であることがよくわかる(もう2ヶ月前の放映だが、某国立大学教授のtwaddleがいまだに頭から消えない)。

YouTubeでは「数学系」と「懐メロ」。数学系では、「中学数学で理解するオイラーの公式」(早稲田中退の元予備校講師が、中学卒業までの知識から出発して、オイラーの公式を証明)や、「今週の積分」(東大物理博士課程中退の英才が、受験生向けに、難解な積分問題をすらすらと解く。彼の説明は面白くわかりやすく、見習いたいと思うところも多い)。数学系のチャンネルは他にも多くあるが、この二つが出色。なにより、講師の人間味がにじみ出ている(受験エリートにはあの味は出せないだろう^^)。前者は、某所への推薦図書にもあげておいた(YouTubeに解説動画アリという注釈つき)。
「懐メロ」では、東京大衆歌謡楽団がすばらしい。富山出身の4人兄弟が、あらゆる名曲を路上ライブ(ときには音響装置無し)で演奏する。美しいボーカルと巧みなアコーディオン伴奏(ボーカルは声楽の高度な訓練を受けた人ではないだろうか)。路上ライブのアンコールにはたいてい春日八郎(赤いランプの終列車、長崎の女)がリクエストされ、エンディングには「青い山脈」が路上の聴衆と合唱される。
懐メロに一家言ある私としては、「青い山脈」はやはり三番の歌詞が良いと思う(雨に濡れてる焼け跡の名も無い花も振り仰ぐ)。ちなみに青い山脈は1949年の発表(朝鮮戦争は1950年勃発なので、「戦争景気に浮かれたチョッパリの歓喜の歌」などという指摘は的外れ)。

Twitterに戻って、武漢肺炎にまつわる話。くだんの、英国籍で米社運行のダイヤモンド・プリンセス号。日本が丁重に面倒を見てやったにもかかわらず、世界中から「日本のずさんな対応」と非難される不条理。これに抗して、ある日本人が、流ちょうな英文で、資料を引用しながら、義は日本側にありと訴えつづけていた。その指摘はまったく正しく(正しいゆえにどこからか圧力がかかり彼女?の記事が掲載禁止になったこともあったらしいが)、一昨日、チェコの新聞(プラハ・ポスト)が彼女の指摘に同調する記事を公表した(https://www.praguepost.com/world-news/coronavirus-diamond-princess-debacle)。点滴石を穿つ?正義が勝つためには、英語で、しつように、世界にアピールしつづけることが大切(某官庁にももうすこし頑張ってほしいな)。